我が家は父がちょーっと問題児ならぬ問題のある親だったので、小さい頃から母が父親役もやっていました。

母はかなり気が強い人ですし、自分の愚痴はあまり言わない人でしたので内側にいろいろ溜め込んでいたでしょうし、私も姉妹も気が強いので喧嘩ばかり（笑）

心休まる時はあったんだろうか？って今さらですが、思う時があります。

父とは離婚して数年たちますし、私達子供も自立してるし、そろそろ母も幸せになってほしいなと思います。

ただ、普段素直に母に感謝の言葉は伝えられなくて・・。

イベントごとや誕生日などにはこれまでもプレゼントを渡したりしてましたが、何か伝えられるきっかけはないかと思ってたところに、この高級カシミヤストールを見つけたんです。

珍しく立派な箱にきれいなリボンのついているプレゼントを見た母「え、何、どうしたの？」と驚きながらもうれしそう。

「わ、ピンクじゃない！これは可愛いわ」と大喜びする母。手を止めずにどんどんオープンしてくところを見ると、すごくうれしかったんだろうなと思います。

「柔らかくて暖かいわ～。あと、ふわふわしてる。これはいいねぇ」とさっそく身に着けてくれたのはいいんですけど、最初はストールをそのまま広げただけの状態ではおるようにしてました。

普段ストールって使ったことがあまりなくて、どう巻いていいかわからなかったそうです。後で、ストールの巻き方を自分なりに検索して試していました。

これまでの誕生日や母の日では照れてしまって言えなかった「ありがとう」も、こういった高級カシミヤストールをプレゼントすることで素直に言うことができました。

私が「ありがとう」と言うと、母のほうが照れてしまったようで「なに、珍しい」と笑っていました。

私がこのストールが素敵だなと思ったのは高級だからというだけではなくて、その素材がとても柔らかそうでふわふわとしてて、暖かくて・・多分「愛情」っていうものを「物」として表現したらこういう感じになるのかもなと感じたからです。←こんなことも普段は照れてしまって言えませんが（笑）

母が手にカシミヤストールを持ってる時に私も触ってみたのですが、本当に柔らかくて軽かったので、小柄な母にもぴったりでしたね。

カラーはいくつか種類がありますが、今回母に選んだのはピンクといっても柔らかい色なので母くらいの年齢（５０代後半）の人が使うのもOKなんじゃないかなと思いました。

他の色もカシミヤの柔らかさと同じように柔らかい色が多いです。手触りもすごく良いので、肌が敏感な方でも使いやすいかも。

今年の母の誕生日プレゼントはとっても良い思い出ができました